福岡市東区香椎の小児歯科・矯正歯科 ふるいちクリニック

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いろいろな矯正装置

こんにちは

今日はたくさんある矯正装置の中から、代表的なものを少しご紹介します

まず写真の左奥が、一番一般的な装置ですI歯の表面に『ブラケット』という四角い金属製もしくは透明に近いセラミック製の土台を貼り付け、これにワイヤーを通すもの。ご覧になった事があるかもしれませんね

セラミックは金属に比べて壊れ易いため、前歯などの目立つ部分のみに付け、奥歯には丈夫な金属を付けることが多いですね

写真右奥は、歯の裏側に付けるもの。『リンガルブラケット』と呼び、少し高価ですが装置が見えにくい為、社会人の方に人気です
裏側なので、装置に慣れるまでは少ししゃべりにくいかもしれません。お手入れも頑張らならければいけませんね

最後に、手前の透明なものは、取り外しのタイプです。透明のシート状の装置でほとんど見えませんが、二週間毎に新しい装置のための型とりが必要になります。

矯正をお考えの方は、装置についても歯医者さんと相談してみて下さいね

母乳と虫歯1 ー 断乳って必要?

こんにちは。
乳児のお母様からよく受ける相談に、断乳の事があります。一歳半からの歯科検診で断乳を指導される事がよくありますが、断乳はそれほど簡単ではありません。また、情報が錯綜しており、母乳が虫歯の原因か否かがはっきりせず、断乳すべきか迷っておられる方も多いようです。
母乳については、ラクトフェリンなど虫歯を予防する成分を含む一方で、その糖分の主体である乳糖は条件によっては虫歯の原因になりうる事がわかっています。母乳が原因の虫歯はできる部位に特徴があり、上の前歯(の裏側や間)に多く見られます。勿論、虫歯のなりやすさには個人差があるため、母乳を飲み続ける子がみんな虫歯になるわけではありません。

よって、基本的には
①上の前歯が虫歯になっている。
②母乳以外からも十分に栄養がとれる
③①の他に健康上の問題がない。
場合は断乳を考えてあげるべきでしょう。

また、断乳さえできればいいわけではなく、生活習慣(食事や歯磨きなど)にも目を向ける必要があるのは言うまでもありません。小さな子供たちの健康はお母さんお父さんの肩にかかっています。正しい情報を知り、お子様の身体の状態や自身の価値観に合わせた選択が重要です。

上顎前突(出っ歯)1

こんにちは

当時10歳の、上顎前突(上の前歯が下の前歯より出ている、いわゆる出っ歯)の患者さんの症例です

分かりやすいよう、横からの写真です。
上の前歯が大幅に出ています。

矯正装置を歯に付けてワイヤーを通し歯を並べていきます。加えて上顎を後方に引っ張るための取り外し式の矯正装置『ヘッドギア』を、就寝時に装着する事を毎日行って頂きました
このヘッドギアを頑張るかどうかで、横顔の印象、特に上顎の前突感が改善されます。

毎日8時間以上使うことで効果がでてきます!

そして1年と9ヶ月後…

以前の上の前歯のでっぱりが嘘のように、とても綺麗な噛み合わせ・歯並びになりました

しかもヘッドギアを頑張って頂いたおかげで、永久歯を抜歯する事無く矯正治療を終える事が出来ました
お疲れ様でした

(治療の効果は、状態や年齢によって個人差があります。)